ユリイカ家のゆるゆるとした日常

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ユリイカ家用 覚え書きメモブログ。

湯河原旅行♯02(1日目 - 富士屋旅館② -)

富士屋旅館の客室は、新館・旧館・洛味荘と3棟に分かれています。
新館は 機能性を兼ね備えた洋室中心、
旧館は大正12年に建てられた和室、
洛味荘は昭和26年に建てられた、旧館のさらに奥に位置する離れとなっています。

新館がもっとも築浅なのは言わずもがなですが、それでも昭和43年竣工だそうでいかに歴史ある旅館かがうかがい知れます。

今回泊まるのは、離れの洛味荘。ロビーからめちゃめちゃ遠い↓↓ w

公式HPからお借りしました

 

でもですね、洛味荘にたどり着くまでの建物の意匠がほんとぅーーにすてきで、ロドリゴさんと建築談義で盛り上がりながら歩いていれば、何度行き来しても飽きることありませんでした^^

そんなわけでお部屋までの道のり(廊下)がすてきすぎて写真いっぱい選んだらこのポスト、お部屋までたどり着けませんでした...。

 

メイン棟をいったん出ますよ。

ガラス戸に昭和っぽいフォントで「富士屋旅館」ツボです

 

渡り廊下を通って旧館へ。

旧館側の渡り廊下からメイン棟をのぞむ

 

こちらが旧館および洛味荘の玄関。

年季入ってます!

 

ここから長い廊下をてくてく歩いて洛味荘まで行くのですが、何度も言っちゃうけどほんとうに素敵なんです。。。

床、壁、建具、天井、すべての意匠が美しい

 

おそらく大正時代の硝子がレトロで超絶かわいい。

天井は勾配天井だよ

 

ランダムに作られた大小の格子は手がかかりすぎてもはや現代では やらないのだろうなぁ。

模様の入った磨硝子も好き

 

 

外側に竹の格子。昔の防犯対策だったのだろうか
鉄格子だと味気ないけど竹格子なら日本家屋にマッチしますね

 

正面の 半円の窓の美しさには引きつけられました。桟の細さ、腰板の網代編みなど繊細で巧みな意匠は圧巻です。

半円窓に切り取られる庭の景色も美しく…

 

建具の仕事がほんとに細かいんですよね

 

ウェグナー風のソファ登場

 

小さなライブラリーでした^^

 

セレクトが完全にユリイカ家好み◎

 

廊下の突き当りにあるだけなのに、なぜかとても落ち着きます

 

ライブラリーのすぐ脇にある階段を上がるとお部屋です。

鍵穴型にくり抜いた壁。いちいちデザイン性高い

 

左側のドアノブがわたしたちのお部屋。

ここにもアンティークの箪笥

 

風待草

 

いよいよお部屋へ。

 

▼湯河原旅行記

湯河原旅行♯01(1日目 - 富士屋旅館① -)
湯河原旅行♯02(1日目 - 富士屋旅館② -)
湯河原旅行♯03(1日目 - 富士屋旅館③ お部屋編 -)
湯河原旅行♯04(1日目 - 富士屋旅館④ 大浴場編 -)
湯河原旅行♯05(1日目 - 富士屋旅館⑤ ディナー -)
湯河原旅行♯06【完】(2日目)