※ ネタバレあります
ついに見終わった。
GOT最終章と言えば、その結末に納得のいかない視聴者続出、作り直しを求める署名が70万を越えた…… という話を小耳に挟んでいたのでじゃっかん不安だったのだけれど、見終わった感想は「そこまでひどくない」かな。これはロドリゴさんも同意見でした。
(でもいくつか不満はあるので最後に書こうかな^^)
最終章は、人類最大の敵;ナイトキング率いるホワイトウォーカー&ワイト(亡者)との戦いから始まる。
人間の世を消滅させたいナイトキングの最終目的は、人類の記憶そのものである三つ目の鴉のブランを抹殺すること。ブランは自らが囮となって神々の森で待つと仲間に告げる。
ワイトVS人間の壮絶な壮絶な戦いが繰り広げられる中、ブランのもとにゆっくりと歩いていくナイトキング。
スターク家を裏切ってしまった過去をずっと後悔し、命を懸けてブラン(=スターク)を守ると誓ったシオン…
ナイトキングに一撃でやられてしまう(T ^ T)
ナイトキングがブランの目の前に立ちはだかっても、眉毛ひとつ動かさず微動だにしない余裕な表情のブラン。
なんか大技出るのかと思ったよ。なんてったって三つ目の鴉だし、特別な大技が。元気玉とかかめはめ波みたいなやつ。そしたら、
なんもなかった!!(爆)
ただの平常運転、いつもの「無」だった…。
そんな無のブランに手をかけようとするナイトキングに疾風のように飛びかかったのはまさかのアリア!!!!
ヴァリリア鋼の剣で一突き。お見事!!!
ロドリゴさんと思わず拍手しちゃったわー。
やっと、やっと長い戦いが終わった。。。
でもさ、ナイトキングを仕留めるのはジョン・スノウとばかり…。いや、わたしたちだけでなく全GOT視聴者がジョンだと思っていたはず、、、。びっくりしたわ
おいしいとこアリアに持っていかれ可哀想だったジョン・スノウ。
今まで誰よりもナイトキング率いるホワイトウォーカーたちと対峙してきたのはジョンなのに。
ジョンを演じたキット・ハリントンも「ナイトキングを殺すのはジョンだと思っていた」とショック受けてたよ…
ナイトキング&ホワイトウォーカーたちとの戦いも終わり、最終決戦は女王;サーセイ。
直前に親友であり腹心であるミッサンディを殺され 怒りが頂点に達したデナーリスは、、、
仲間の不安的中、暴君と化して何の罪もない王都の民を女子供いとわず街ごと焼き尽くしていく。
その様子をレッド・キープ(王城)から眺める女王;サーセイ
不敵な笑みを浮かべ余裕の表情・・・ ものすごい秘密兵器でもあるんかと思ったら
なんもなかった!!(爆)
サーセイ、おまえもかーい
燃えていく王都をただただ眺めるだけのサーセイ。
崩れゆくレッドキープの中をさまよい、愛するジェイミーの姿を見つけた途端、号泣。
2人はきつく抱き合いながら、崩落する城の生き埋めになって死んでいった・・・
ってダメダメダメダメダメー。
こんなロマンティックな最期、サーセイに似合わないよ!
デナーリスのドラゴンで焼き殺されるかアリアに首刎ねさせるかくらいしてもらわないと。今までこいつのせいでどれだけの人が死に、苦しめられてきたことか。
サーセイがこんな少女漫画的な死に方するなんて、不満だわ。
そんなこんなで 王都を掌握し鉄の玉座を得たデナーリスは「世界中の人々が自由になるまで戦いは続くー!!」とイキりまくるのだが、罪のない民衆を無慈悲に殺戮したデナーリスに仲間たちはドン引き。
デナーリスの暴走に脅威を感じたジョン・スノウ、デナーリスを刺殺ううう
結果、ジョン・スノウは新女王を暗殺した罪でナイツウォッチ送りになり、
新王になぜかブランが就き、
デナーリス殺しを教唆したティリオンが王の手に就任する
という、ラスト20分だけは、やっつけで脚本書いたな!って思うほど不満な仕上がりでした。
この3つ↑ だけは本当に納得いかない!
物語はジョン・スノウが仲間のトアマンドとともに壁の北側へ歩いていくシーンで終わる。
と、ジョン・スノウがとにかく不憫でしょうがない最終章だったけれど、トアマンドがいてくれたのが救いでした(涙)。
3か月かけて観てきたGOT。
今、早くも振り返りでシーズン1の第1話から見直しているのですが、なんと伏線の多いことか!! さらりと発したセリフにも「あぁ、この発言がアレにつながるのか」とか とにかく芸が細かく、2回目のほうがかなり楽しめています。
GOTは2回見ないとだめですね!